
当社の調査したケースでは、「サウンドマスキング」なしで、普通の声の場合、隣室での会話が行われていること自体は誰にでもわかり、注意して聞けばおよその内容は推測できました。
一方で「サウンドマスキング」を行った場合は、隣室で会話が行われていることが僅かにわかる程度で、内容は理解困難、あるいはまったく聞き取れませんでした。
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測定:Desk@新宿店
ロックウール入り間仕切り個室
マスキングレベル 43dB
会話音源レベル ANSI Normal |
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一方、オープンオフィスの別のケースでは、会話内容の50%以上を理解でき、邪魔に感じる範囲の面積が47%となりました。
また、会話が行なわれいることはわかるが、注意して聞けばおよその内容を推測できる範囲の面積が37%まで縮小しました。
測定:Desk@新宿店
マスキングレベル 43dB
会話音源レベル ANSI Normal |
マスキングすることで、影響範囲の半径は小さくなります。
(間仕切った会議室と比較すると、効果は限定的です。)
■ランマオープンのサウンドマスキング効果について

■オフィスで流れるBGMの印象
実際の執務にあたる部署でのアンケート結果(男:12、女:4、年齢25〜61歳)

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導入例:[約30平米の場合]
6名で使える会議室1つと、2〜4名の打ち合わせブースが2つ程度の広さです。
コントローラー(1ch):1台
スピーカー:3台
機材・施工費 966,000円(税込)(税抜920,000円)
5年リースで20,300円/月
※価格はあくまで一例です。オフィスの状況によってお見積もり金額は変わります。
※リースについて
リース金額は、金利2.1% 5年リースで試算した参考ものです。
正式な金額はリース会社との契約による利率によって金額が決まりますのでご考慮願います。
■人間の耳が持つ不思議な特性
「テレビドラマを観ているとき、横で掃除機を使われるとセリフが聞こえない」とか、「電車が到着したとき、話し相手の声が聞こえなくなる」といったことを経験された方は多いと思います。
・マスキング効果
耳には、聞きたい音とほぼ同時に別の大きな音が到着すると、聞きたいほうの音が聞こえなくなるという聴覚特性があります。「マスキング効果」と呼ばれています。
両者の音程が近いほど顕著で、より低い音がより高い音を覆い隠しやすいということも確認されています。
・カクテルパーティ効果
うるさい居酒屋の中でも話し相手の言葉だけは聞き取れるという聴覚特性も人間は備えていて、「カクテルパーティ効果」と呼ばれています。実はこのとき、相手の声以外の音は耳が無視しています。
残業しているときにビルの空調が止まったときなど、「あぁ、今までこんな音がしていたんだ」と感じます。連続的な空調音は、耳が無意識に「無音である」とリセットしてすごしていたことになります。
■サウンドマスキング
サウンドマスキングは空調音のようなノイズをわざと部屋に流すことにより、小さな音や音漏れを聞こえなくする(マスクする)もので、上記のマスキング効果やカクテルパーティ効果をうまく応用しています。
間仕切りを通して隣室の会話が洩れてくる、あるいは大きなオープンオフィスで遠くの人の会話が非常に小さなレベルだが聞き取れてしまう、という環境があるとします。
ここに、話し声の成分を含むノイズを流すと、マスキング効果によって聞こえなくなります。
洩れてくる声がごく小さなレベルですので、マスクする側のノイズもごく微量ですみます。
これがサウンドマスキングの基本的な原理です。
一方、流すノイズ自体が耳障りなのでは?と気になりますが、こちらは先ほどのカクテルパーティー効果を逆に使って、空調音よりもさらに無視されやすい特徴をもたせ、それとは気付かれないようになっています。
健康への影響はほとんどないと考えられています。
「サウンドマスキング」は北米で30年間利用され、約30億平方フィート(3億u)以上に設置されていますが、健康への悪影響を指摘する科学的研究報告はされていません。
「サウンドマスキング」の音は、43〜45dB程度と極めて低く、一般オフィスでは常に発生しているレベルの音ですので、悪影響を及ぼすことはないと考えられています。
カナダ保険省(下記リンク)によると、どれだけ長時間マスキングサウンドにさらされても、70dBA以下のサウンドレベルによる聴力低下の危険性は指摘されていません。
http://www.hc-sc.gc.ca/iyh-vsv/environ/leisure-loisirs_e.html
世界保健機構(WHO)より
75dB(*1)以下であれば、職業曝露が長期にわたっても聴力障害は生じないと予想されている。騒音性聴力障害の危険性に男女差はない。
環境や余暇活動にかかわる騒音が70dB(*2)以下であれば、たとえ生涯にわたって曝露されても大多数の人には聴力障害は生じないと予想されている。
*1) LAeq,8h 聴感補正A 8時間等価平均エネルギーレベル
*2) LAeq,24h 聴感補正A 24時間等価平均エネルギーレベル
環境騒音ガイドライン エグゼクティブサマリ(WHO)より
http://www.who.int/docstore/peh/noise/Comnoise-1.pdf